2007年07月

552/ 小浜の焼き鯖

小浜の名物は若狭塗のほかにも、鯖のへしこ、梅などがありますが、浜焼さばをおみやげにいただきました。

小浜では、ほとんど何も食べていない状態だったので、さば好きの私には嬉しい一品。

脂がのってて、ふんわり香ばしく、そのままいっくらでもはいります。

551/ ちりとてちん 若狭塗の小浜へ


秋からの朝のNHK連ドラ、ちりとてちんの舞台、福井県の小浜へでかけました。

大阪コナモン博覧会で、My箸運動を展開するにあたり、My箸運動では大先輩のマルシェさんに小浜のアオバさんというお箸の販売会社を紹介してもらいました。アオバの薮本助一郎さんにお出迎えいただき、小浜市のちりとてちん室室長の竹田茂芳さんのとこにつれていってくださり、若狭のお箸の歴史や撮影のお話をうかがうことができました。

そのあと、ヒロインの実家であるお箸職人の舞台となった家や、川平慈英さん扮する大手お箸工場専務のモデルとなった若狭塗センターの河嶋央さんに、工場内でお箸に塗りや絵柄がほどこされていくのをじっくり見せてもらいました。月間200万本ものお箸が製造されているのです。

大阪コナモン博覧会では、ヒロイン役の貫地谷しほりさんにMy箸推進親善大使をお願いすることになっています。

兵左衛門という浦谷剛人さんの会社では、黒檀や紫檀の高級継ぎ箸があり、名前まで入れてもらえるそうです。

本漆ですべて一人で手作業されている芝田昭一さんの工房では、塗りの香りも芳しく、昔ながらの若狭塗の文様をじっくり拝見できました。卵の殻や貝殻をつけて、何十回と塗りを重ね、最後に磨いて柄を出していくのです。意外にもデザインが現代的なので、この技の継承と普及を・・と願うばかりです。

芝田さんから、三つ貝という独特の伝統文様のお箸を頂戴し、私のMy箸コレクションがまたふえました。

アオバのショールームでは、上丞社長にもお会いしました。なんともええ感じの会社なのです。ほんとに短い時間でしたが、薮本さんのおかげで、小浜の楽しくて濃いプロフェッショナルたちにお目にかかることができ、本当にありがとうございました。

550/ M. ドミニク・コルビのおもてなし


フレンチ界の天才、トゥールダルジャン出身、この道27年というベテランでありながら、常に若々しく好奇心旺盛に、新しい挑戦を続ける、ドミニク・コルビさんのランチを、ニューオータニのサクラで食いしん坊10人で楽しみました。

カリフラワーのプチムースにはじまり、モッツァレラを平目とサーモンでまいて、ほうれんそうのチップを飾ったもの。添えてある、クレソンサラダ、フルーツのビネグレットの味と彩りがたまりません。

お野菜のクリームスープはカボチャのムースが鮮やかで、なかにゼラチンも散りばめられていて、あきさせない芸の濃やかさ。バニラを散らしたプリッツが冴えますね。

生アーモンドがアクセントになったクレピーヌで包んだ鴨にも、セップ茸の粉もんが添えてあって、気品のあるコルビワールドにお茶目な彩りです。

デセールには、プチ花ズッキーニのベニエ、ニワトコソースが鮮やかなジュレ、カラメルをパウダーにしてから焼いたすりガラス風チュイルが、涼しげです。

珈琲といっしょに出てきた、胡麻に埋められた3色アイス(山椒、コロンボ、黒胡椒)が、ビーチのかわいいパラソルみたいで、やっぱりコルビさんはすごいです。

私が来たから、粉もんを必ず添えたわけではなく、食感をあきさせないために、粉は大切なんだそうです。そうです、コルビさんは粉の魔術師でもあるんです。5年前、協会を立ち上げたときに、オフィスにおじゃまして、お話をうかがったことをありがたく、思い出しておりました。

Merci beaucoup M. Corbi !      

549/ 第10回なにわ大賞、ケンショク「食」資料室

第10回を迎える、なにわ大賞が決定しました。第一回目から選考委員として参加させてもらってますが、今回は大阪が誇る食の文献の宝の山、ケンショク「食」資料室に決まりました!

15万冊に及ぶ貴重な食の資料を綿密に集めてこられた、吉積二三男さん、その莫大な文献の費用を25年以上も太っ腹に予算に組んでこられた、菊山順恵社長、このお二人のおかげで、私の食文化研究も大きな1歩をふみだせているのです。

今も貴重な数冊を拝借してまして、来週も野菜のことなどで、すでにおじゃますることにしているので、今回の受賞は我がことのように嬉しいのです。

河内長野のつまようじ資料室の稲葉修さんと、去年のこの日に、次回は吉積さんを推薦しよう! とお約束したのが昨日のことのようです。

548/ 夏本番! 裏旬のクエ&松茸


ある会合で粉もんのスピーチをすることになり、打ち合わせに、インターネットやケーブルテレビで展開中のZAQさんにおじゃましました。

今川社長は、ZAQの人気キャラがプリントされた、夏夏アロハシャツを着て出てこられるので、最初っからお友達気分でお話させてもらいました。

打ち合わせのあとは、九絵家(くえや)という、その名もクエの名店でクエ尽くしです。

水槽をゆったり泳ぐクエをみながら、クエって冬じゃないの・・と思った浅はかな私。クエっぽく、強そうで男っぽいご主人は、「冬が表なら、今は裏旬、今のクエは産卵のために一番、脂がのってるんです」。

なるほど、薄作りも最高です。すべて魚尽くしで、かつおのたたき、塩ゆで、ハモの骨の唐揚げ、コチのおつくり、ハモのおとしも熱いままで・・・などなど、理にかなった調理の技が冴えています。極めつけのクエ鍋は、ウンウンうなりながらいただいてました。お鍋のラストにはもちろん雑炊ですが、その前に特別に登場するのが、「目玉と松茸」。

目玉はクエだけにでかい。しかもまわりのトロトロコラーゲンがたまりません。白目もぷっくら肉厚で、目ン玉好きには、忘れられない初体験でした。お酒は、新潟の谷の井の瓶詰めフルーティや、越の寒梅やら・・・。

今川社長のグルメぶりもさることながら、軽妙トークに圧倒されて、めっちゃ楽しくおいしすぎます。数年前、ZAQの「それゆけネット人!」で、ご一緒させてもらった森野博士が、お酒や肴のおいしい店の通であることも発見。

夏本番のクエ&松茸、贅沢なひとときをごちそう様でした!

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