2010年03月
毎度お騒がせの、はちゃめちゃ、スリリングな粉もんアドベンチャーとはいえ、
無事、インドデビューできました。
前半、後半、合わせて60回のインド紀行になりましたが、まだまだ伝えきれないことがいっぱいで、
講演なら2時間コースです。
一つ心残りだったのは、屋台のものをあきらめたこと。
おなかをこわすことだけはしたくなかったので、火を通してないもの、とくに、パニプリを体験できなかったのはいたいです。
おかげで、体調は絶好調、いろんな洗礼を受けながらもエンジョイできました。
インドは、2度と行きたくない・・という人もいます。が、私はいつものごとく、ここに住みたい! 町が、また増えてしまいました。
インドはすでに世界の中心です。
路上で熟睡する母子も、キャンディを取り合う子供も、わざわざ遠回りするオートリキシャの兄ちゃんも、不安ゼロ、みんな自信に満ちて、活力にあふれていました。
戦後の日本もこんな勢いだったのでしょう。
彼らはいま、戦後と高度成長期とバブルが同時にやってきています。
それは中国の比ではありません。
そして、中華料理以上に、インド料理に魅力を感じています。
それはスパイス。
もちろん中華とかぶるスパイスもたくさんありますが、動物性に頼らない、基本は塩と油とスパイス世界は、未知なる味を教えてくれます。
しかもスパイスの機能性は、もっともっと研究されるべきでしょう。
今年は花粉症の薬を飲まなくても平気なんですが、たぶんスパイスの力かな・・と。
クミン、ターメリック、チリ、カルダモン、マスタードシード、コリアンダー、シナモン、フェネグリーク
次回は、インドのどのへんにおじゃまできるのか、今から楽しみです。
マナロッティ・クマール(インド名)
飛行機に乗って、フライトを待つこと2時間。
セキュリティチェックは厳しくても、あとはルーズ?そういうお国柄なのです。
私がノートにひらがなを書くのをみた、隣りの席の人が、大阪弁で話しかけてきました。
イランはペルシア語だそうです。
今回のインドで、アラビア方面も気になりはじめた私は、
彼との出会いもそれなりに嬉しいのですが・・・
イランに3ヶ月ほどもどっていて、日本語に飢えているのか、もうしゃべりっぱなしで・・・
イランのお話はおもしろかったですが、もう耐え切れず、眠ることにしました。
インドの旅のしめくくりに、こんなおっさんに出会おうとは、私もラッキーですね。