2012年01月
ウジエスーパーの及川部長は、登米のコナモンもしっかり作ってくださいました。
その名もはっと。
あまりのおいしさに、米作りをしなくなっては困ると、ご法度になったといわれるはっと。
及川部長のお母様作はっとを鍋のなかで煮込みます。
小麦を練ってねかせて、ワンタンみたいに薄く、ぴろ~んと。薄飩=はっと、という説もあるほど。
はっとに欠かせないのがこのバゲットみたいなコナモン。
まだに登米市を代表するご当地名物、油麩(仙台麩)。
真夏の油麩作りは暑さと熱さの戦いだそうですが、いまもこれがなくてははっとはおいしく仕上がらないそうです。
食べるのに夢中で、おいしそうな写真を撮れなくて残念!
こんなに素晴らしいお昼ご飯のおもてなしを頂戴できるとは、私ってグルメの神様に見守られてる!って感じです。
及川部長のおかげで、素晴らしい郷土コナモンに触れることができました。
りんごのマークのウジエスーパーは、震災の画像でも、りんごの看板が流れていくのが写っていたとおり、被害も大きかったのですが、今ではみなさん復旧されて、おいしい食材提供をされています。
震災後少し落ち着いて、このはっとを大鍋でつくったときに、みんなで食べて、どんなにおいしかったかた・・と思い出されていました。
私も感謝感激感涙のまま、お好み焼教室午後の部にうつっていくのでした。
そうそう、ウジエスーパーのお弁当も豪華で、手作りのありがたいお弁当、食べ切れなかったことだけが無念です!
なめたとは、ババカレイのことらしく、登米市では、お正月に欠かせないお祝い魚でもあり、高級なお惣菜なのです。
お好み焼教室の前日、主催のウジエスーパーの及川商品部長から、おいしい郷土料理のお話を聞くにつけ、うらやましがっていましたら、なんと、あしたのお昼に作ってあげましょう!とありがたいお言葉。
半分本気で楽しみにしていましたら、部長手ずから、大鍋を用意してくださって、次々に調理してくださったのです!
私にもまたお正月がやってきました。背びれののビレンコといわれる部分もプルプル。
さえずりももみじおろし&ポン酢で料亭風の仕上がり。
お昼から地酒がほしくなるとは!